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08

Jul,2003,Tuesday.It is the 189day this year by the end of today.

別れ

好きなのかなんなのか、すでに解らなくて苦しくて苦しくて仕方なかった。
それでもある日ようやく電話がかかってきてバイトの前に少しだけ会えるか、みたいなことを言われた。久しぶりに会えることにあたしは嬉しかった。初めて2人でゆっくり話をした公園であたしたちはまた再び会うことになった。授業が終わるのが待ち遠しくて仕方ない。あたしはこのたった2時間でもいいから、それでもいいから会いたいと思っていたからなおさらだった。授業が終わると急いで化粧をして地下鉄に乗り込む。新宿西口を出てあの公園に向かう。彼は暖かいコーヒーを持ってきてくれた。


彼が切り出したのは別れだった。
なんとなく解っていたけど、認めたくなくて目を閉じてきた。何が悪いのかとか、どこがいけなかったのかとか聞きたいけれどやっぱり言葉が出てこない。そのわかりにつもり積もった言葉が涙となって溢れ出した。しばらくずっと泣いていた。苦しい胸のつかえが少しでも楽になるように、全部流れてしまえばいいと思った。こういうときに泣いたのは初めてだった。むしろこういう経験も初めてだった。
余計に辛くさせた。
彼と別れた後、真っ暗な夜の闇に浮かぶ新宿のネオンがまぶしくて仕方なかった。会社が終わった時間だと思う、人もものすごく増えている。あの静かな公園とはうって変わってすれ違う人が多くなる。あたしは駅に向かった。寮に帰るために。
公園から駅までがものすごく長く感じだ。彼と別れを告げた後はあたしは少し笑えていたし、涙も止まっていたはずだったのに、なぜか人とすれ違うほどにまたこみ上げてくる。あたしはうつむいて行き交う人の靴だけを見ていた。こんなところで泣いていたらきっと変に思われる。そう思った。必死でこらえればこらえるほど苦しくなった。奥歯をかみ締めてこぼれそうな涙を服の袖で拭った。

寮に帰るなりあたしは泣いた。ようちゃんに出かけることも告げてあったし、帰ったら真っ先にきてくれた。あたしは泣きながら説明した。あの交換日記に書かれたイイヒトという言葉は気休めに過ぎなかった。本質を見るのは自分しか出来ない。人の目に写った彼の像を捉えてもどうしようもないんだ。
それからようちゃんは一緒に泣いてくれた。
あたしたちはしばらく2人で泣いていた。

July 8, 2003 01:11 PM


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