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Jul,2003,Friday.It is the 192day this year by the end of today.
偶然
お互いが一緒に買い物に行かなくなると、次の日学校に着ていく服が見た事がないものを着ていると思わず目が行った。彼女のセンスはいいと思う。そうして日々が過ぎるにつれてあたしの知らない服を着たようちゃんになっていくのをただ見ていた。
嫌いだけど好きで、気になって仕方ない存在だったけれど一生懸命その思いを消そうと、平然と振舞うしかなかった。そしてあたしたちは2年になった。2年生になると寮にも慣れてくるし周りでアルバイト、アルバイトという声が飛び交うようになる。唯一自由な金曜と土曜にアルバイトをしようと沢山の子達がバイト情報誌を手にするようになっていた。あたしもこんな女だけの寮にいて学校が寮の下にあって、同じ建物の世界しか知らないなんて嫌だった。あの時はようちゃんが紹介してくれた彼という存在自体もこのままここにいるだけでは出来ない。そういう意味も含めてみんなアルバイトをしようとするんだと思う。あたしもフロムAを買ってぱらぱらとアルバイト募集の広告を見ていた。
5月に入ってバイトを始めた。
学校ではかっこいい人がいるとか、そういう話もちらほら聞こえていた。当のあたしは人見知りだしあんまりそういうのに軽軽しく一目ぼれとかそういうのはもうやめようってずっと前から思っていたことなのでそういう話の輪には入らずに遠くから声だけを聞いていた。ようちゃんも同じ様にアルバイトを探して採用されたみたいだった。
あれからずっと話をしていない。
そのせいか少し昔のアクティブな彼女に戻っていたような気がした。あたしは消して気にならなかったわけじゃない。だからバイトを始めてしばらく経ってから授業の休み時間に「あんたどこでバイトしてるの?」と聞いてみた。青山でやってるという彼女のそのバイト先の選択は青山っていうだけでものすごくお洒落なものに感じて少し嫉妬した。それから具体的に少しづつ話を聞いていくともしかしたら?という気持ちがふつふつ湧いてきた。実はまったく別々に口裏も合わせていないのにむしろ話もしていないのにバイト募集広告を見て見つけたバイト先が同じお店で店舗が違うだけだったのだ。
あたしは下北沢店だったし、ようちゃんは青山店だった。あまりに偶然過ぎてびっくりした。
July 11, 2003 01:16 PM
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