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13
Jun,2003,Friday.It is the 164day this year by the end of today.
endroll
19になる少し前に
あたしは愛が欲しいと言った
そう願っていた
まだ18のあたしは彼らのアルバムの中に溢れる
愛というものをひたすら探していた
彼らの声の響きのような
彼らの創る世界のような
大きな愛を手にしたかった
とても無理に思えたけれど
それから歩き出す新しい世界で
あたしは何度か寄り道をしながらも
愛を探した
ほしかったものは身近にあるようで
気づかなかったけれど
あの時つないだ手と手
頭をなでる大きな手
見守ってくれるやさしい瞳
きみはこんなにも近くにいて
あたしはこんなにも遠回りした
それでも踏み出せた
初めて出会ったあのときの
別々に踏み出す足取りではなく
同じ歩幅で
同じ速度で
きみと歩き出した
19になって
あたしは愛を手に入れた
あたしを包む大きな愛を
THE END
彼らのアルバム:真心ブラザーズ"I will servive"
12
Jun,2003,Thursday.It is the 163day this year by the end of today.
花火
司会者の1.2.3ダー!!!の言葉に3人はバズーカクラッカーを引いた。
そのタイミングで船着場から花火が上がった。それと同時にm-floのcome againが流れた。このタイミングはものすごくすばらしかった。しばらく何発も打ち上げられる花火に皆が見とれていた。
大成功だった。
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この式場では花火が挙げられるのだ。あたしたちはそれもすごく魅力的だったからここに決めた。
この絶妙なタイミングで最後を飾れたのは本当に文字では伝えきれないけれど、本当に感動的なものだった。東京湾、天王洲アイルの夜景と星空と、海と花火と。心に残るものばかりだった。
あたしは彼の誰もやらなそうなことをやるというそういう性格も本当に好きだ。あたしと彼でなければこの式は成り立たなかったと本当に思う。
これから先、あたしたちの結婚式に参加してくれた人たちが一生忘れられないようなそんな結婚式になればいい。
そう思った。いまでもそうであることを願っている。
本当に参考にならないことばかりだけれど今まで読んでくれた皆様に心から感謝します。
こうして記録を書くことで多くの方にたくさんの反響をもらえたこともとても幸せに思うし何か参考になる事が1つでもあるといいなあと思います。
最後に結婚式に携わってくれた方々にも感謝の気持ちを。
ドレス:something blue
ヘアメイク:アトリエ花巴里
式場:クリスタルヨットクラブ
引き出物:武蔵野夢幻麦酒(by 橋本屋)/八海山地ビール(by 泉ビール苑)/J-PERIOD/チェキラッ オンラインショップ
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11
Jun,2003,Wednesday.It is the 162day this year by the end of today.
ハプニング
実際かなりオープンな船上パーティーのような結婚式だったわけだけど、どんな場合にもおそらくあたし、花嫁が1番忙しいと思った。あたしがお色直ししている間にも彼は友達と浴びるように酒を飲んでいたわけで、あたしはそれすら気にかけてもいられずに必死だったので後々此れを知ったのは友人からもらった式のビデオだった。
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ケーキ入刀の時にやや出来上がってしまった彼は、いざナイフを刺しこむときにもう片方の手を挙げて「入刀ーーーーーーーー!!!」と叫んでいた。とてもおかしかった。しかもここであたしたちはまったく聞かされてなかったのでちょっと良くわからなかったのだけど、”ファーストバイト”というのがあって、ケーキをお互いに食べさせあうというイベントが待っていた。あたしは酔っ払ってもいないので普通にフォークに刺して彼の口に運んだのだけれど彼は周りが「手で!手で!」というので調子に乗って人差し指にケーキを取りあたしに食べさせてくれるのかと思ったら自分で食べてしまった。
ファーストバイトの意味がなかった・・・。
それからもともと招待カードに記入しておいた数字が当たった人にお祝いの祝砲をあげてもらおうということでくじ引きを行った。3名選出されるのだが2名までは普通にくじのがらがらみたいなのは回ったが3人目になって彼があまりに勢いよくまわすので中身のボールが全部ばらけてしまった。
仕方ないのであたしが落ちたものを拾って、といってももとから選出されるひとは決めてあったのだけどもう一人が決定した。花束贈呈が終わり、挨拶を彼がした。以外に真面目なことを言うもんだと隣でうなずいていたら最後にやりました。
「ではみなさんで!いきますよ!いいですか!」それから、
お決まりですが、1.2.3ダ−!をやりました。本当にアットホームでした。
船も徐々に港に近づいてくるわけでいよいよ祝砲を打ち上げてもらおうというイベントに差し掛かる。みんなにデッキに出てもらい、選出された3名は巨大なバズーカ型のクラッカーを手に待機する。あたしたちは船の一階で彼らを見上げた。司会者が「3.2.1発射!」で発射してくださいと言ったが、彼はそそくさと二階にあがり司会者に駄目出しをしに行っていた。3.2.1発射ではなくて、1.2.3ダー!にしろと言いに行っていたのだ。
結局発射されればそれで言い訳なんだけれど。
港が見えてきた。
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10
Jun,2003,Tuesday.It is the 161day this year by the end of today.
キラキラ
本当は真っ白なクリームと真っ赤なイチゴの乗った高さはなくてもかわいらしいケーキって言うのもものすごく素敵だなあって思っていたけれどあたしが本当にやりたかったのは実はもっととんでもないことで、それは実現で気はしなかったけれどいつかやりたいなあ・・そんなふうに思っていた事がある。
それは式が終わって退場するときに風船のゲートをくぐって、両脇にサンダーバニーとワンダーミューがいて、みんなに手を振った後に風船のゲートの一部をはずすと風船が夜空に飛んでいく、そういうなんかファンシーな感じがやりたくて仕方がなかった。夢見たいなことはいくらでも言えるけれど、実際風船が割れて落ちたときに土に返る様な風船でなかったらいけないとか肝心の着ぐるみがどこで調達していいのかわからなかったりで、想像するだけで終わってしまった。でもそんなふうに出来たらきっとすごく良かったと思う。
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それから船内で暇になった人に見てもらおうと「二人自身を発見する本」というのを購入した。あたしは以前これと同じ類の「自分自身を発見する本」というのを買っていた。自分のほうはやっていなかったけれど二人のほうは時間があるときにお互いで埋めていった。今でも残っている、大切な思い出の一つだ。
この本はマガジンハウスから出ているフィリップ・キールという人が書いた本でいろんな二人を発見できるとてもお勧めな本である。もし今心を許せる人がいるのであれば是非やってみてほしい。意外と知らない部分がわかったりして面白いと思う。
結婚式に流れる曲もすべてあたしたちが徹夜であれこれCDを聞いてやったこともない結婚式を想像しながらこんな感じかなあ?みたいな感じで選んだ。それらしい曲って言うのは以外にないもので改めてこれもものすごく悩んだ。
あんまりわかりにくい文字で書いてあるのでスペルミスとかあるかも知れないが以下使用した曲たち。
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09
Jun,2003,Monday.It is the 160day this year by the end of today.
アルバム
手を取り合って
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08
Jun,2003,Sunday.It is the 159day this year by the end of today.
海の上の思い出
10月14日は丁度朝から良く晴れていた。
あたしたちの結婚式はこれもまた少し違うところなんだけれど午前中からのプログラムではなくて、式があるのが午後5時からだった。昼夜逆転していたあたしたちの生活に皮肉にもぴったりなものだった。あたしの親戚は東北の方の人が多くて逆に都合がよかったのかもしれない。リハーサルとかドレスのすそを踏んでばかりいて安全ピンで留めたりしてごまかした。なんだかこれから結婚式が始まるなんて本当に思えなくて、それでも久しぶりに会えるみんなの顔を見ると嬉しかった。
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式が始まり父に手を取られて並んで歩いた。
あたしにはこみ上げる思い出とかそういうのは一切なくて迎えてくれるみんなの笑顔がとてもありがたかった。壇の前に到着するとあたしは父の手から彼の手にそっとエスコートされて二人で並び人前式という形式の元、式を挙げてみんなに証人になってもらった。
それからあたしたちは着てくれたみんなと一緒に船に乗って天王洲アイルを出発し、東京湾ナイトクルーズを敢行した。堅苦しい結婚式じゃなくてパーティーみたいなそんな感じで楽しんでもらいたかった。みんな空いた時間には海を眺めたり話をしたり楽しそうにしていた。あたしはそんな中本当にあっという間に時間が過ぎてお色直しの時間になり、ゆっくり何か食べたりとか全然出来なくて、この辺は普通の結婚式と同じだなあなんて思いながらずっと過ごしていた。お色直しのお部屋に少し料理があってあたしはそれをつまんで食べた。
これからケーキの入刀がある。
あたしはケーキも自らデザインしたものを作ってもらってこれもとても思い入れがある。
あたしはずっとサンダーバニーが好きで、この式の各場所にサンダーバニーをアクセントにしていた。リングピローもぬいぐるみに自分でリボンやベールをつけて花嫁風にしたものの背中にピローを載せたものを使ったり、このときのケーキももちろんそのぬいぐるみを使用したものだった。
今でもすごく思い出に残っている。雲と虹の間をくぐるサンダーバニーとワンダーミューのケーキだった。
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07
Jun,2003,Saturday.It is the 158day this year by the end of today.
∞
以前にも書いたように入籍だけのあたしたちに結婚指輪はなかった。
だから少しこの結婚式をするということで結婚指輪をはめられるというのが嬉しくてたまらなかった。彼はやはり人と同じようなシンプルな細い銀の指輪みたいなのは好まないのでどうせなら2人だけの指輪を作ろうとゼクシィを開いた。
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自分たちでデザインできるリング、というのを売りにした場所が渋谷にあった。あたしたちはそこを訪れることにした。お店というものを想像していたあたしたちはびっくりした。狭い階段を下りてドアをあけると、そこには職人さんが3人いていろんな道具があちこちにあった。お店ではなくて、工房だった。
そこでいろいろな説明を受けて、今までのデザインリングを見せてもらって、どういうものにしたいかというのを2人で考えていった。少し幅のあるリングで、ブルーのラインを入れて2個の指輪が繋げると∞のマークになって、控えめなダイヤモンドを入れたデザインにすることにした。
ブルーのラインは、サムシングブルーといって、花嫁が結婚式の日に青いものを身に付けると幸せになる、そういう言い伝えがあるということだったのであたしはそうしたかった。リングのサイドに文字を入れられるので(わかりやすく言うならブルガリのリングの横に文字が入ってるようなそんなかんじ)そこにそれぞれ思うような文字を入れてもらうことにした。
あたしはホワイトのダイヤを、彼はブラックのダイヤをそれぞれ入れることにしてそのままお願いしてお店を後にした。
それから数日後にリングが出来た。
思った以上のできばえにとてもワクワクして家に帰っても何度もそのリングの入った箱を開けて眺めた。自分たちだけの指輪が出来たのだ。つなげると∞のマークになるリングは2人の永遠をかたどっていた。
あたしは2度目の永遠の贈り物を今ここで手にした喜びで胸がいっぱいだった。
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06
Jun,2003,Friday.It is the 157day this year by the end of today.
式まで
休みのたびに何らかの準備もしくは打ち合わせがあって夜くらいにならないとゆっくり出来なかった。
あたしはあたしでドレスを選ぶことに一生懸命だった。インターネットでいろいろなドレスを検索したりパンフレットを取り寄せたりしていろいろ見ていた。一生に一度だけなのであたしも衣装にはうるさいほうだったので妥協はしたくなかった。それからあたしは青山のドレスショップを選んだ。あんまり大きくないお店でイタリア直輸入のドレスがたくさんあってデザインも本当にどれも素敵で一目で惚れてしまった。
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イタリア製のドレスは光沢がとてもいい生地を使っているので写真に写ったときもとても綺麗な光り方をするのだそうだ。ドレスって言うのは本当に女の子の憧れみたいなものだなあと本当に思った。あたしたちがそういうドレスを着る事が出来るのは本当にこういう機会しかないだろうし。
あたしは次第に楽しみになってきた。
でも始めるのが遅かったのもあって毎日バイトに向かいながら電車の中でメモ帳を開きながらどこで何をするのかとかひたすら考えていた。引き出物もあれば招待状の手配とかそういうのは本当に大変だった。
結婚式で何をするかとか決めたのもかなりぎりぎりだったし、結婚式で使う音楽を決めるのも一苦労で、夜中遅くまでいろいろな手持ちのCDを聞いてみたりして、もらった進行表にそってどれがいいかとか一生懸命考えた。基本的に結婚式なんてお金がかかるものだから自分たちで出来ることは精一杯やろうと思いカードも手作りにして引き出物もあまり豪華なものにしなかった。
いわゆる結婚式の引き出物なんてケーキとかお皿とかそういうのが多い。あたしたちはその中に入りたくなかったので、それぞれの生まれたところに近い地ビールと陶器のビールカップのセットにすることにした。あたしは八海山の地ビールで彼は武蔵野夢幻麦酒というのをそれぞれネットで探し当てた。ネットを通じて注文しておいた。
今こうやって思い出して書いても、すっかり何をどうしたのかわからないくらいあんまり覚えてないので申し訳ないと思う。とにかくめまぐるしかった。
本当に1週間前とかに使う曲とかやっと決まったし、誓いの言葉なんて当日の朝4時にやっと書いたようなものだった。
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05
Jun,2003,Thursday.It is the 156day this year by the end of today.
3ヶ月
それから春が過ぎた。
去年の暮れに彼の銀座のお店はOPENし、幸先のいいスタートを切っていた。
あたしは母と電話をしていた。けじめけじめといつもうるさいほどに行っていた父、母は特にそれを言わなかったけれどそのとき、結婚式をあげてはどうかと言った。何時までも伸ばし伸ばしにするとうやむやになってしまうし、これから準備して10月くらいに挙げなさいといわれた。あたしはそうだなあ・・と思いながら電話を切り、帰ってきた旦那にそれを伝えた。あたしは実際のところ結婚しても式を挙げない人なんてたくさんいるしなあ・・とは思っていたけれど彼はそれじゃあ結婚式を挙げよう!と言ってそれから準備に取り掛かることにした。
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あたしはこれもヤッパリ初めてのことで何をしていいのか、何からはじめていいのか、まったくわからなくてとりあえず本屋に行ってゼクシィを購入してみた。それでも大分何もしないまま月日が流れていった。
まずどこで挙げたらいいのか?ゼクシィに載ってる式場の写真はどれもこれも綺麗なものばかりできれいだなあと思ったけれど、どれもおんなじ様な感じだしなんだかはっきりしないでいた。夏になってしまった。気づいたら何もしていなかった。
彼はせっかくだからすごいところでやろうよ!船の上とかさあ・・とか夢みたいなことを言うので、そんなところあるのかよ・・見たいな感じでやる気が無かったのでいらついたらしくゼクシィを取り上げ、「絶対あるって!!」そういって後ろのほうに小さく乗っている船上で出来る結婚式場をいくつかピックアップした。
次の休みの日にはバイクに乗って天王洲アイルにピックアップしたところを見に行ってパンフレットなどをもらって説明を受けた。最初にいったところはなんか本当に船着場みたいな感じでちっともいい感じではないと思ったので次のところに行った。
そこは1船丸々貸しきれるらしくて、建物の中もとてもきれいであたしたちは時間がないのもあったけれどここがいいかなあということでそこに決めることにした。10月中の大安で14日を選択して、これから結婚式に向かって本格的に準備することにしたがすでに3ヶ月前からのスタートだった。
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